神戸で刑事事件に取り組む弁護士のブログ 覚醒剤取締法違反で執行猶予を獲得した事件
2020/08/01
覚醒剤取締法違反の事件で保釈と執行猶予を獲得できた事例
私が弁護士になったときは、一般の人が裁判所に入館するときに金属探知機を通らなければならなかったのは、東京地裁くらいだったと思うのですが、最近では、多くの地方裁判所で金属探知機が設置されているのではないでしょうか
私が神戸に戻ってきたときは、まだ、金属探知機はなかったのですが、数年前から、神戸地裁でも金属探知機が設置されるようになりました
但し、弁護士は、弁護士バッチを見せれば、金属探知機を通る必要はありません
弁護士バッチは、弁護士になりたてのときに、(東京弁護士会)家族や知人に見せびらかすときにだけしか役に立たない存在だと思っていました。
長年、机の片隅に眠っていた弁護士バッチも、金属探知機の設置とともに、再び、栄光を取り戻したのかもしれません
さて、先日、私が担当していた覚醒剤取締法違反被告事件の判決がありました
初犯ということもあり、懲役1年6カ月、執行猶予3年という、適切な結果を獲得することができました
起訴後、直ちに保釈を勝ち取れたことも、依頼人にとってはよかったと思います。
特に、今は、コロナの影響により、起訴から公判までの期間が通常よりも長く、勾留されている人にとっては精神的な負担は大きくなると思われます
また、依頼人は、精神的に疲れており、しっかりとした医師に治療をしてもらう必要がありました
保釈期間中、依頼人は、しっかりと医師の治療を受けたこともあり、公判のときには、ずいぶん健康的になり、表情も穏やかになっていました。
もちろん、人によっては、拘置所で反省することが大切な場合もありますが、保釈され社会の中で反省や攻勢を進めていくことが大切な場合もあるということをよく認識させられました。
リライト神戸法律事務所では、刑事事件にも積極的に取り組んでいます。家族や知人が刑事事件を起こしてしまった、また、自分自身が刑事事件の被疑者として取調べを受けるかもしれないと思っている人は、是非、リライト神戸法律事務所にご相談ください。